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2012年9月26日水曜日

ピックガード、ブリッジの取り付け

アッセンブリーも組み立てられたので、これをボディーに取り付ける。
以前ピックガード取り付けビスの穴を一旦全部埋めたので、今回は新しく穴を切り直す。
なるべく垂直に取り付けるため、ピックガードの取り付け穴の位置を先にピンバイスで垂直に穴を開けておき、その上からビスで取り付ける。
また、クリーニングしたブリッジも取り付ける。
シンクロナイズドトレモロの取り付けは難しそうに感じるが、ポイントを押さえれば難しいことはないし、またしっかり調整されたシンクロナイズドトレモロは、チューニングの狂いも抑えてくれる。
まず、ブリッジ本体をボディーに止める6本のネジを6本とも軽く締める。
まだネジ頭はブリッジに触れさせない。
ここでシンクロナイズドトレモロがひっかかかりなく、スムーズに稼働するかを確認。
ひっかかかりがあるようならブリッジの取り付け穴の調整が必要だが、このギターの場合は元々同型のシンクロナイズドトレモロがついていたので、その必要はなかった。
次に一本ずつビスを締めていくわけだが、まず、1弦または6弦側の一番端のビスを締める。
ブリッジを真横から見ながら静かに締めていき、ブリッジが軽く浮き上がる場所から少し戻したところで固定する。
終わったら反対側の端(最初に1弦側を締めたら6弦側、6弦側なら1弦側)も同様に締める。
この状態でもう一度ブリッジがスムーズに稼働するか確認。
この2本が締まったら基本OKで、あとは残りのビスも同様に締めていく。
全部締めたらもう一度稼働に問題ないか確認。
こんな感じでブリッジの取り付けは完了。
あとは、弦を張り、弦高とピックアップの高さを調整。
弦高の調整は、自分の場合、通常使用するゲージの弦を張り、通常使用するチューニングを行い、各ポジションで1音~1音半以上のチョーキングをして、ビビリがなくなる高さに合わせる。
ストラトタイプのネックの場合、指板にRがついているので、そんなに低くはできないが、極端に低くする必要は自分の場合ないので、これでOK。
オクターブ調整も行い完成。
リバースヘッドなので、6弦側のペグ位置が一番遠くなる。ペグを回すのも反対側だし、なれないとちょっと大変だけど、それがリーバスヘッド。
念願の音出しをしてみた。
自作したDOD250モディファイしたGE-7を通し、アンプはPOD xtのMarshall Jump Channelで確認。
他に持っているストラトとピックアップは一緒なので、そんなに大きくは違わないけど、例えばこのST71-140YMとはボディー材質が違い、またナットの材質も違うのが影響していると思われ、少し音が違う。
聴き比べると、ST71-140YMの方が甘いトーンで、若干はっきりしない音がする。
こいつの方が気持ちはっきりした音がする。ブラスナットじゃないのにちょっと意外。ボディーがアルダーなのが影響しているのかなぁ。
もともとDimarzioのシングルスタック系のピックアップは通常のシングルコイルのピックアップと比較すると、高域がカットされたような音になるが、ST71-140YMのほうがよりはっきりとその傾向が出ているイメージ。
このUpdateと比較すると、これまた結構違う。
Updateが一番はっきりした音がする。アルダー+ブラスナット+Jim Dunlop #6000というセットだからかな?
とはいえ、違いがあるといっても基本は同系統の音であることには変わりない。
「音が違う」と感じるのは弾き始めだけで、ある程度弾いていると、耳が慣れてくるのと、弾き方自体がその音に合わせた弾き方に自然に変わってくるので、たとえばはっきりしない音系のギターでは、ピッキングを深くしっかりするようになっていたりとか、自分の好みの音になるように自分が変えてしまっているので、正直違いがわからなくなってくる。
また、敢えてこだわったボリュームのBカーブについては、うーん、悪くはない。
通常のAカーブの時とはノブの持ち方(触り方?)を変えないとダメだけど、だいぶ浅めに小指をノブに掛け、ボリュームを絞りきった状態からピッキングと同時にノブを回す。
この時の回転量がAカーブのものとは変えなければならないけど、これはこれで充分ボリューム奏法ができる。
そして、ボリュームをフルにした時から半分ぐらいにするまで音量に変化が感じられない。
演奏中にボリュームノブに触れてしまい、知らずとボリュームが絞られてしまうような対策にもなるのではないか。

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