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2012年9月12日水曜日

BOSS GE-7 モディファイ

自作したDOD Overdrive Preamp 250と一緒に使用してるイコライザーのBOSS GE-7。
7バンドイコライザーで、とても使い勝手が良い。
自分はDODの後に接続して、DODで作った歪の音質を補正している。
以前はDOD自体のノイズが結構気になったので、3.2kHz、6.4kHzをカットし、ノイズフィルタとしていた。
また、歪の中域を若干アップさせ、低音を減らすために、800Hz辺りを気持ち持ち上げ、100Hzを抑えて使用していた。
DODを自作しなおしてノイズもある程度減り、歪と音質もそれほど補正する必要はなくなったが、それでも、6.4kHz部分はカットしているし、その他周波数帯も若干の補正をすることで、かなり自分好みの音にすることができる。
こいつ自身をClean Boosterとして使用している人もいるらしいし、とても優秀なコンパクトエフェクターといえる。
そんなGE-7に対して、そんなに不満はなかったんだけど、モディファイ魂に火がついて、手を入れてみたくなった。(写真はモディファイ前の基盤)
DODを自作しなおした際に、エフェクターが発するノイズが気になり、いろいろ試した結果、GE-7自身も若干のノイズが発生していることがわかった。DODのような歪み系に比べると全然だが、それでも、ノイズが減るのであれば、喜ぶべきことだ。
というわけで、低ノイズにするモディファイを行なってみる。
GE-7をモディファイする例はあまり無いみたいだけど、とりあえずICとコンデンサを変えてみる事にする。
ICは4558DDをNE5532に変更。5532は4558より低ノイズということなので、これによりノイズの軽減が見込まれる。元に戻せるようにソケット化しておく。
また電解コンデンサをNichicon FG Seriesに変更。
あとせっかくなのでモディファイの証となるLEDを青色に変更。
LEDの抵抗はR10になるのでそれを交換。
ただ部品を交換しただけなので、大した時間はかからず終了。
音はというと、結構しっかり変わってしまった。
目的のノイズ低減については、だいぶノイズは少なくはなったが、思ったほどではなかった。
それより、音が、なんというか今まで出ていなかった音成分までしっかり通すようになった感じというか、いわゆるHiFiな音になったというか、そんな変化。
モディファイ前は少し厚みのある音のBoosterで、モディファイ後はよりクリーンなBoosterという感じ。
前の音のほうが良かったかもと思うが、そんなに悪くないし、このままで使用してみることにしよう。

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