なのでHigh Eの音が必要な場合は、21Fの1音半チョーキングでまかなっている。
でも22Fや24Fまであるギターが1本でもあると便利なのは間違いない。
どうせなら大は小を兼ねる的発想で24Fがいいか。
でも、自分的には以下の仕様は外せない。
- ヘッド形状がストラトタイプ
- ブリッジがシンクロナイズドタイプ
- ボディ形状はストラトタイプ
そもそも24Fになるとカッタウェイの部分がどうしても通常のストラトと形状を変える必要があるし、ストラトのフロントピックアップの位置は24Fの位置にあるので、そもそも24Fある時点でストラトではない、とも言えるが。
たとえばShowmaster。 Fender Custom Shop製のもので、いろんなバリエーションがあるみたい。
ヘッドがテレキャスタータイプのものとか、ボディがアーチドトップだったり、インレイがドットじゃ無いものがあったり。
こうなると、やっぱりストラトではない。だからShowmasterだっていってんじゃん。って感じか。
あとはHM Strat。
これはヘッドにでっかく「Strat」って書いてあって、ブリッジはロッキングタイプだし、なかなかおもしろいけど、望んでるものとはだいぶちがう。
ちなみに英語で「Stratocaster」を略すと「Strat」なんだぁってこれ見て知った。「Strato」ではないのか。
Fender製という条件を諦めると、随分候補が出てくるんだけど、でもヘッド形状がコンコルドヘッドだったり、ブリッジがロックタイプだったり、うーんって感じ。
そこで、SquierのStagecasterですよ。
ミュージックトレード誌のアーカイブに発売当時の資料が載っている。
Player誌のアーカイブにもある。
これによるとSquier Stagecasterは2000年10月に発売されたもので、STG-38F、STG-36F、STG-28、STG-26の計4タイプある。
型番のおしりにFがついているものはフロイドローズライセンスのトレモロ搭載のもの。そうじゃないのは2点支持のシンクロナイズドトレモロのもの。数字の頭が3のものはフォトフレームフィニッシュ、2はソリッドカラーのものとなるみたい。
なんと価格はソリッドカラーでシンクロナイズドトレモロのものだと発売時の定価で26,000円。
めちゃくちゃ安い。まあそれなりなスペックなんだろうけども。それにしてもボディ材のソリッド・ハードウッドってなんだろう?
ヘッドがストラトタイプ、ボディもまあストラトタイプといえる。シンクロナイズド・トレモロだし、自分が求めるものに最も近い。
気になるのはサドルのピッチが10.5mmと通常のストラトより狭いこと、指板がフラットだということ、リアピックアップがハムバッカーなこと。
どれも通常のストラト使いには厳しいところだが、Fenderブランドだし、何より安いし、24F目的だけならいいんじゃないかと思い、中古を超格安で入手。
軽く弾いてみた感想としては、使用感はまあ悪くない。
サドルピッチも思ったほど気にならないし、指板もそんなにフラットではない。通常のストラト程ではないがRはちゃんとある。
ただ、音は酷いね。
今までのシングルコイルで音作りしている環境に単にハムバッカーのこいつをつないで確認しただけだから、ってのはあるけど、でも酷い。
ピックアップは交換だね。
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