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2012年7月31日火曜日

Fender Japan Yngwie Malmsteen Signature ST71-140YM

所有ギターの紹介。
現在の自分のメインギター。Fender Japan製イングヴェイ シグネチャーモデル。
イングヴェイ シグネチャーモデルは、イングヴェイ本人がデビュー当初から使用していて、今は痛みが激しく引退してしまった通称Duckのスペックを基本としている。
  • ラージヘッド
  • Fチューナー(F-Key)ペグ
  • ブレットナットトラスロッド
  • ブラスナット
  • スキャロップ指板
  • ジャンボフレット(Jim Dunlop #6000)
  • 4点止ネックジョイント
  • アルダーボディ
  • Dimarzio HS-3、YJM(HS-4)
    またはSeymour Duncan YJM Furyピックアップ
  • プレスサドルシンクロナイズドトレモロ
といったところが基本スペックとなるが、とは言え、今まで出ているシグネチャーモデルの中でも若干の違いがある。
今までFender USA、Fender Japanから出ているイングヴェイのシグネチャーモデルを整理すると以下のようになる。
    Fender Japan
    • ST72-140YM
    • 1994年発売のFender Japan初のYngwieシグネチャー。72年モデル。ラージヘッド、ブレットナット、ブラスナット、ジャンボフレット、スキャロップ、ネック4点止め、Dimarzio HS-3ピックアップ(フロント・リア)というYngwie標準仕様。ただしボディー材はバスウッド。ちなみにST72の後の数字は後ろにゼロを3つつけると、販売価格になる。
    • ST62-140YM
    • 1994年発売のFender Japan初のYngwieシグネチャー。62年モデル。スモールヘッド、ローズ指板、ミントグリーンピックガードなどが特徴。
    • ST57-140YM
    • 1994年発売のFender Japan初のYngwieシグネチャー。57年モデル。1プライピックガード、パールイエローホワイトというカラーがラインナップされていたことなどが特徴。
    • ST71-140YM
    • 1995年発売のYngwieシグネチャー。ST72-140YMとほぼ同じスペックだが、ネック形状が細くなっていること、ピックアップがDimarzio YJM(現HS-4)になっていることが違う。
    • STCL-140YM
    • 1996年発売のエレガットモデル。ストラトなのにエレガット、エレガットなのにシンクロナイズドトレモロ、というユニークなモデル。もちろんジャンボフレットでスキャロップでブラスナットというYngwie仕様。
    • STW-230YM
    • 1995年発売のYngwieシグネチャー。12弦と6弦のWネック。
    • ST68-185YM
    • 1999年発売の68年モデル。貼りメイプルネック。アンカーボルトネックマウントシステムというネックジョイントを採用。ピックアップはフロントとセンターがDimarzio YJM、リアがDimarzio HS-3。モデル名は後にST68-YMに変わる。貼りメイプルのネックは、Yngwie本人もたまに使用しているのを写真などで見かけるが、やはり初代Duckからのブレットナットのほうが印象強い。
    • ST-YJM
    • 2011年発売の新しいYngwieシグネチャー。ST71-140YMとの違いはアンカーボルトネックマウントシステムとピックアップがSeymour DuncanのYJM Fury、ヘッドのロゴがCBSロゴのファースバージョン、ボディー材がようやくアルダーになったという点。
    Fender USA (命名は適当につけた)
    • 1st
    • 1988年発売初代Yngwieシグネチャーモデル。スキャロップ、ブラスナット、Dimarzio HS-3というYngwie仕様だが、ヘッドはスモール、フレッドはナロー、ブリッジとストリングガイドはアメリカン・スタンダードのもの。
    • 2nd
    • 1991年発売の2ndモデル。ラージヘッドになり、ブリッジとストリングガイドもビンテージスタイルのものになり、Yngwie仕様に近づく。ロゴはCBSのファースト。ただ、ブレットナットじゃないのが残念なところ。
    • 2nd Update
    • 1998年発売。2ndモデルから、ブレットナットに変更され、スキャロップもより深くなった。
    • 2nd Update2
    • 2007年発売。UpdateがUpdate。ピックアップがSeymour DuncanのYJM Fury、ストラップピンがDunlopのFlush Mounted Straplok Systemに変更される。
その中でこのギターは71年モデルのST71-140YM。
以前かなり程度の良い物を中古で入手。
現在の自分のメインギター。
トーン回路をカット、ピックアップセレクターを3wayに変更、ボリュームポットを1990年のFender Japan製のストラトのものに変更、ピックアップの高さ調整のゴムをスプリングに変更という点以外はオリジナルのまま。
Yngwieシグネチャーのボディカラーは通常Vintage WhiteとかYellow WhiteとかというOlympic Whiteが黄色に変色した色を再現した色が標準だが、これはOlympic Whiteになっていて、多分どこかのショップオーダーのものではないかと思われる。
個人的にはピックアップのDimarzio YJMがいまいち気に入ってなくって、フロントYJM、リアHS-3という構成に変更したいが、そこまで手が回っていない。
でも、ネックの握りはいいし、色も最近は黄色系よりこっちの白系がお気に入りなので、現在のメインギターとなっている。
ピックアップを交換すれば、さらにいい感じになると思う。

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